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建設業『全国安全週間』【2021】取組の事例解説!(3/4)

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2021年も『全国安全週間』が実施されます!しかしどんな取組にしようか?今年の取組内容の確認をしましょう!どのような取組があるか迷っている安全担当者へ、本記事では全4篇構成で取組の事例を解説します【各事業場の実施事項3/4】

『業種の特性に応じた労働災害防止対策』

  • 建設業における労働災害防止対策
  • 林業の労働災害防止対策

この記事を読めば『全国安全週間』に実施すべき取組の事例が分かります!

この記事を書いている私は、建設会社で10年間安全担当の取組をしています。過去の経験と工夫により解説するので新人の安全担当者や若手技術者には参考になると思います!

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建設業における労働災害防止対策

一般的事項

一般的事項
    足場等からの墜落・転落防止対策の実施、手すり先行工法の積極的な採用、改正された法令に基づくフルハーネス型墜落制止用器具の積極的な導入と適切な使用

近年は足場と墜落制止用器具については法改正があり内容の確認が必要です!特にフルハーネス型については、足場のないよ頃での作業は必須となっているため、特別教育の受講が必要となります。現場では実際に作業に従事する方が特別教育を受講しているかの確認を実施するとともに、受講していないものがいた場合は受講を促してください。

    職長、安全衛生責任者等に対する安全衛生教育の実施

こちらの教育は定期的に再講習を受講して新しい情報にアップデートしなければなりません!以前の受講日を確認して再講習を検討して下さい!

    元方事業者による統括安全衛生管理、関係請負人に対する指導の実施

自社だけではなく協力会社にも安全衛生管理計画に関わる事項を再周知および指導をして下さい!具体的には、自社で安全大会を開催しその際に周知をすれば手間が省けます。

    建設工事の請負契約における適切な安全衛生経費の確保

工事契約においては安全に関わる費用を適切に計上し確保しましょう!間違っても削ってはならない大切な費用が安全対策費です!

自然災害からの復旧・復興工事の労働災害防止対策

復旧・復興
    輻輳工事における適正な施工計画、作業計画の作成及びこれらに基づく工事の安全な実施

『複数の工種』が交わる現場では互いの作業計画を考えながらミーティングしなければ『重大な災害』が発生しかねません!関係者全員で打合せし末端まで周知することが重要です!

    一定の工事エリア内で複数の工事が近接・密集して実施される場合、発注者及び近接工事の元方事業者による工事エリア別協議組織の設置

エリア内の安全協議会を設置し、発注者を含めた組織を形成し関係者全員で打合せを行い『末端まで周知』することが重要です!

林業の労働災害防止対策

チェーンソーを用いた伐木及び造材作業における保護具、保護衣等の着用並びに適切な作業方法の実施

チェーンソー
伐木による死亡事故は多く必ず有資格者が作業することは当然です!さらに保護具の着用も法改正により定められているので確認して下さい!

木材伐出機械等を使用する作業における安全の確保

伐出機械
機械での作業も操作資格が近年追加されています!有資格者での作業と『作業計画書』の作成、1番大切な理解する事が重要です!


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まとめ

本記事は『全国安全週間』の『業種の特性に応じた労働災害防止対策』について記載しました!その他の項目詳細については下記リンクより参考にして下さい!

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