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土木工事で使う【高さ】の『基準と種類』高さの色々を解説します!

management

先日、私は下記のツイートをしました。

土木工事で使う【高さ】には『基準と種類』がある事を知っていますか!?さらに単位が絡んでくるために新人さんの頭の中はパニック状態。理解してからじゃないと混乱します。まずは高さの基本を覚えましょう!

若手技術者の頭の中は!?

今日は何するのかな?測量みたいだな?とりあえず見てみよう。ん?やり方みたけど、何のためにこれやってるんだろ?数日後→あれ?これどうやるんだっけ?

若手技術者の中で『現場で使う高さ』について悩んでいたり理解できない方は多くいると思います。

本記事では土木工事で使う【高さ】の『基準と種類』高さの色々をまとめたので解説します!
これを読むことで『土木工事で使う高さ』について具体的に分かり現場で活用する事ができます。新規採用者や若手技術者や職長の方に必見の内容です。

本記事の内容:土木工事で使う【高さ】の『基準と種類』

  • 土木工事の『現場』で使う基準の高さ
  • 土木工事の『図面』で使う基準の高さ
  • 土木工事の『施工』で使う基準の高さ

この記事を書いている私は、土木建設会社で15年間現場の施工管理を経験し、その後10年間本社の安全・労務・原価・人事・採用などの担当していますので【現場での基準や種類別】について自身の経験からわかりやすく解説します!

結論【高さ】の『基準と種類』は、どこの現場に行っても基本となる考え方です。この記事の内容を『暗記orメモ』して常に意識しましょう。

    ■土木工事の『現場』で使う基準の高さ
     ・基準点
     ・規格値
     ・出来型測定
    ■土木工事の『図面』で使う基準の高さ
     ・TP=TokyoPeil=東京湾平均海面
     ・EL=Elevation Level=標高
     ・GL=Ground Level【or】GH=Ground Height=地盤高
     ・FH=Formation Height=計画高
     ・DL=Datum Line=基準線
    ■土木工事の『施工』で使う基準の高さ
     ・丁張高
     ・上端下端
     ・GPS

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土木工事の『現場』で使う基準の高さ

土木工事の『現場』で使う基準の高さ

この数値で現場を管理します!

  • 基準点
  • 規格値
  • 出来型測定

基準点

全ての高さの基準となる数値!
全国各地に特級がついて存在し、現場では図面に記載されている最寄りの基準高を基に、現地の高さや工作物の設置する高さを測量します。まさにその現場における高さの基準となるポイントです。

規格値

現場で作った物の規格を表す!
工種毎に規格値は違い、その規格に合うように目標を定め、施工方法を決めて実行する。ただ作っているのではなく、規格から外れないようにするために規格値はあります。

出来型測定

規格通りに完成しているか?確認測定!
果たして現場で作っものは正しく予定した場所に作られているのか?を測定します。ただ物を作っているのではなく。規格を意識した施工が重要です。

土木工事の『図面』で使う基準の高さ

土木工事の『図面』で使う基準の高さ

この数値を元に図面を見て現場施工します!

  • TP=TokyoPeil=東京湾平均海面
  • EL=Elevation Level=標高
  • GL=Ground Level【or】GH=Ground Height=地盤高
  • FH=Formation Height=計画高
  • DL=Datum Line=基準線

TP=TokyoPeil=東京湾平均海面

GLやGHの基準となる高さ!
日本での全ての高さの基準となる数値で標高が0mとなります。この0mを基準に全国各地に水準点が設置されています。

EL=Elevation Level=標高

TPから計算した設計の高さ!
なのでEL=10.000mと記載されている場合は、標高が10.000であり、TPから10.000m上がった高さのことを表しています。

GL=Ground Level【or】GH=Ground Height=地盤高

現場の地盤(土地)の標高!
主に、現場を施工する前の現在の地盤の高さを表し、標高で表示されます。

FH=Formation Height=計画高

作る物の計画高さ!
主に、これから作ろうとする物の設計値の高さを表します。現場ではこの高さ目安に丁張りを設置します。

DL=Datum Line=基準線

図面の中のそれぞれの横断図の基準となる線!
横断図面の横の方に線が引かれていて、一枚の図面の中に複数の横断図が書かれている場合に、それぞれの横断図の横に高さの基準ラインを引くことで分かりやすくなります。

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土木工事の『施工』で使う基準の高さ

土木工事の『施工』で使う基準の高さ

この高さを使って現場を作ります!

  • 丁張高
  • 上端下端
  • GPS

丁張高

物を所定の場所に設置するために必要!
この丁張は現場で作る物の『位置と高さ』の目安となる定規です。この丁張に糸を張って、その糸に合わせて物を設置します。

上端下端

丁張に使う材料の上側か下側か?の区別!
丁張のほとんどは、胴縁と呼ばれる木材で設置します。その木材の上の高さなのか?下の高さなのか?は設置した人しかわかりません。その時に上端(うわば)か下端(したば)なのか?確認する時に使う言葉で、間違うと高さが間違って設置することになります。

GPS

人工衛星から位置がわかるシステム!
このシステムを使うと、丁張レスで施工できるため、丁張設置のための人員と材料がいらなくなる。さらに丁張設置にかかる時間の短縮にも繋がる。こらからはさらに進化し活用される技術です。

まとめ

基本的な内容を解説しました。現在ではGPSなどをもとに、重機に三次元データを搭載して丁張レスで作業する事も多くなっています。しかし、基本となる考え方を理解す事でさらに作業の意味がわかり、効率よくなると思うので覚えておいてください。

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