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建設業『全国安全週間』【2021】取組の事例解説!(1/4)

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2021年も『全国安全週間』が実施されます!しかしどんな取組にしようか?今年の取組内容の確認をしましょう!どのような取組があるか迷っている安全担当者へ、本記事では全4篇構成で取組の事例を解説します【各事業場の実施事項1/4】

『全国安全週間』の取組

  • 趣旨
  • 全国安全週間及び準備期間中に実施する事項

この記事を読めば『全国安全週間』に実施すべき取組の事例が分かります!

この記事を書いている私は、建設会社で10年間安全担当の取組をしています。過去の経験と工夫により解説するので新人の安全担当者や若手技術者には参考になると思います!

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趣旨

趣旨
全国安全週間は、昭和3年から実施されて「人命尊重」という基本理念の下、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的としています。

健康寿命とともに職業生涯が延伸し、高年齢労働者が職場においてより大きな役割を担うようになる中、多様なニーズをもつ高年齢労働者が安心して安全に働くことができるよう職場環境を改善していくことが求められていることから今年のスローガンは『エイジフレンドリー職場へ!みんなで改善 リスクの低減』となっています!

  • 実施期間:令和3年7月1日から7月7日
  • 準備月間:令和3年6月1日から7月30日

全国安全週間及び準備期間中に実施する事項

安全大会等での経営トップによる安全への所信表明を通じた関係者の意思の統一及び安全意識の高揚

所信表明
安全大会の開催による経営トップの所信表明は、各事業場で掲示じ『スローガン』を掲げて安全意識の高揚を図りましょう!
時期的に現場に乗込んで間もない現場が多いと思います。新規入場者もいますので、休憩所などにも掲示し『見える化』で安全意識の高揚に努めましょう!

安全パトロールによる職場の総点検の実施

総点検
通常の安全パトロールとは別に『安全週間』期間限定のパトロールを実施し総点検と安全意識の高揚が効果的です。

安全旗の掲揚、標語の掲示、講演会等の開催、安全関係資料の配布等の他、ホームページ等を通じた自社の安全活動等の社会への発信

安全旗
簡単に言うと社内対応の他にも『社外に対してのアピール発信』です!派手に宣伝しましょう!
特に近年ではオンライン時代となっているので、You Tubeを活用したり、独自のサイトでの発信も効果的です!
それによって現場で働いている作業者はより意識が高まります!

労働者の家族への職場の安全に関する文書の送付、職場見学等の実施による家族の協力の呼びかけ

家族
身近な『家族』に建設業の安全意識の高さや実施している内容を理解してもらうためのものです!
現場見学会は特に有効で、お子さんがいる場合は重機の試乗会や最先端の技術である『VR・3D・ドローン』などを利用すると喜ばれます!

緊急時の措置に係る必要な訓練の実施

訓練
まずは『やって見せ』の訓練実施です!訓練を行う事で違った『気づき』が生まれます!
実施にはあらかじめ現場で想定される災害状況をもとに訓練すると効果的です!

『安全の日』の設定のほか全国安全週間及び準備期間にふさわしい行事の実施会

準備
『国民安全の日』は7月1日です、この日から『全国安全週間』が始まるわけですが、この『1週間』にどんな事を実施するか小さな『日毎の目標』を掲げると良いです!また、それに向けて6月1日から6月30日の『準備月間』のうちに計画を立てましょう!


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まとめ

本記事は『全国安全週間』の概要について記載しました!実施する事項の詳細については下記リンクより参考にして下さい!

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