建設業の【失敗隠し】改善するための3つの秘訣!
先日、私は下記のツイートをしました。
#建設業 #安全管理 #施工管理 #若手技術者 #土木 #現場代理人
✅仕事で失敗した時『隠しますか?隠しませんか?』
■失敗して隠す人は3割
■隠さないが、できれば隠したい
これが大半の答えです!
そりゃ言いたくありませんよね‼️— スリーバック⚙️civil engineer (@f_threeback) June 29, 2020
仕事で失敗した時『隠しますか?隠しませんか?』
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失敗して隠す人は3割
隠さないが、できれば隠したい
これが大半の答えです!
大袈裟に書きますが、隠すことにより会社は衰退します!なぜ隠すのか?
隠そうと思わせる体制が問題です!
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怒る
目せしめ
減給
これらの行動が『隠そう』と思わせる原因です。
隠されると会社はデメリットしかありません!
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また同じことを誰かが繰り返す
失敗による損失がいつまでも続き被害大!
会社全体の成長がない
これらをどのように改善するか解説します。
報告することで失敗から学び改善に繋げるのが目的!報告しやすい環境づくり
- 隠しても怒らない
- 失敗しても見せしめにしない
- いつまでも引きずらない
この記事を書いている私は、建設会社で10年間人事担当の取組をしています。過去の経験と工夫により解説するので新人の人事担当者には参考になると思います!
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隠しても怒らない
冷静に状況把握
まずは怒りたい気持ちを抑え『原因の把握』!過ぎたことは戻りません。それよりも原因を聞き取りして改善策を考えましょう!
ありがとうの言葉
怒らなければ『報告しやすい』状況により近づきます!同じことを繰り返さないため『報告しやすい』状況をつくり、怒らず逆に『ありがとう』の言葉をかければ素直に報告する様になると思います!
怒っても何も変わらない
怒っても良くなることはあり得ません!怒るだけでなく『なぜ怒るのか?』を理解してもらい『同じ失敗を繰り返さないため』であることを伝えましょう。そうすることで『改善の協力』をしてもらい『全員周知』により再発防止が可能です!
失敗しても見せしめにしない
一対一で
怒る時は最初の一回で一対一である事が重要です!みんなの前で怒ることは厳禁です。情報共有のため『原因と改善対策』のため『協力』して欲しいことを伝えましょう!
周知する時は名前を伏せて
失敗の予防対策として周知する時は匿名にしましょう!氏名公開すると『失敗隠し』が再発します。よく災害事例にある『Aさん』と言ったような表現で抑えましょう!
減給の罰則は効果なし
成長のため『減給』しない!減給すればまた隠します。『なぜ失敗したか』の原因と改善は必要だが『罰則』は逆効果になります!
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いつまでも引きずらない
怒りを引きずらない
感情を抑えきれず怒ったとしても『引きずらない』!一度は怒られても『謝ったのに何度も言われる』状態では感情的に嫌になります。淡々と原因と対策について深掘りし、改善の糸口を見つけましょう!
昨日の失敗を引きずらせない
昨日のことは責めてはいけない!失敗を落ち込むと違う失敗の原因となります。反対に『昨日の出来事を引きずらせない』ように声かけをしましょう!
改善策は引きずろう
改善策はトコトンまで引きずりましょう!翌日に冷静になって考えると良い案がでる場合があります。1日おいてから色々な見方をすれば違う改善策が発見できる場合があります!
まとめ
失敗は誰もが『失敗しようとしてやってはいません』怒られても仕方ありませんが、やはり怒られると気持ちは下がり『隠したくなります』しかし、あえて『怒る』のではなく『学ぶ』気持ちで原因と改善を行えば、同じことを繰り返す確率を格段に下げる事ができます!
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