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【新卒者向け】現場監督の1日【タイムスケジュール】を解説!意外と【デスクワーク】がメインである現実!

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先日、私は下記のツイートをしました。

この記事を書いている私は、土木建設会社で15年間現場の施工管理を経験し、その後10年間本社の安全・労務・原価・人事・採用などの担当していますので、これから建設業界に入る新卒者向けに現場監督の1日【タイムスケジュール】をわかりやすく解説できると思います!

建設業【現場監督】の1日のタイムスケジュール!

  • 朝の部
  • 午前の部
  • 午後の部
  • 晩の部

4つの構成で解説していきます!

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朝の部

朝の部

会社によって違いますが『まずは現場へ』

会社の車か自分の車かで現場へ向かいます。最初は乗せてもらい運転に慣れてくると自分で運転して行く感じになるかと思います!現場に行くまでに事故があった場合は会社により異なりますが『交通労働災害』になる場合があります。安全運転で通勤しましょう!

取り敢えず軽く雑談しながら体調確認

現場に着いたら作業する方々と『雑談タイム』ただの雑談ではなく『体調や出来事』などの実のある雑談で『情報収集』します。意外にここでの情報が重要です!

朝礼と体操でウォーミングアップ

全員で朝の挨拶と点呼を行い、体操で身体をほぐして準備を整えます。特に寒い時期のウォーミングアップはケガ防止になり大切です!

危険予知活動

本日の作業内容を説明した後、その作業の危険箇所を聞き取りして、どのように対策を立てるか話し合います。毎日同じ作業だと『マンネリ化』しますが、天候や場所が変われば『作業状況』が変わるので、内容もそれに合わせた対策が必要です!

作業計画書を使ったミーティング

朝で1番重要な『作業計画書を使って』のミーティング!実際に『重機と人』が『どこで作業』して、どのように『動くのか』そして『どのような合図』をして『どのような安全対策』をするのか!を人員で『絵』を見ながら『視覚的』に理解し合います!

参考リンク↓
建設業の安全管理『見える化』を最大限に引き出そう!

始業前点検

重機や細かな機械や安全施設などの始業前点検を実施します!ここで『不備のあるもの』を除外する事で事故防止になります!

午前の部

午前の部

現場巡視

ある程度作業が始まった時に現場へ巡視!ここでは『危険予知活動』で話し合った『対策』がきちんとできているか?を確認します。できていなければ是正(直す事)をします!

測量・写真撮影・毎日の書類整理

これらは『現場を進めるため』の仕事です。これを毎日やらなければ現場の方々は『先に進めない』状態になり作業がストップし『現場のロス』が発生して赤字へ転落します。現場が止まらないように3日先を見て準備してましょう!

発注者や地域住民と打ち合わせ

発注者(仕事を出している側)とは『図面通りできているか?の確認』を適宜行い『変更があれば協議』をする事で円滑に工事を進めて行きます!
地域住民はトラブルとならないよう、常に意識してコミニュケーションをとり『情報共有』しましょう!この他地域特性(どこに何がある、あそこは危険だ、この時間はダメ)などの情報を参考に現場施工を組み立てます!

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午後の部

午後の部

明日の作業工程打合せ

昼休み明けには協力会社の世話役と明日の打合せを行い全体的な明日の流れを確認します。この打合せで各協力会社の動きを確認して『重複作業や資材の調達方法』などの調整を行う大事な工程です!

現場巡視

昼からの巡視は『新たな危険箇所』がないか確認します。朝の『危険予知活動』の他に新たな『危険』がないかを巡視して是正指示し『明日の参考』にします!

    ・測量作図、写真撮影、毎日の書類整理
    ・発注者や地域住民と打ち合わせ

上記2項目は午前の部と同じ要領です!

晩の部

晩の部

明日の準備

最後に明日の予定を確認し準備を行います。明日使うものは?連絡は忘れてない?などミスは付き物ですが『作業ロス』にならないよう注意しましょう!

跡片付け

整理整頓を行い明日の作業に備えます!地域住民や一般の通行者などがいる場合は、バリケードなどの保安施設の点検を行い『現場の施錠確認』を行います!

帰社してプライベート時間

安全運転で帰宅した後はお楽しみの『プライベート時間!』しかし、ここで油断して羽目を外しすぎると明日に響くので『適度』にプライベートを満喫しましょう!

■まとめ
記載の通り『周りに気を使い段取りする』のが仕事みたいな感じです!全体を見て調整し『上手に現場を回す』事ができれば一人前です!なので専門科目卒業ではなくても『働きながら覚える』ことが可能で『自分が作りたい』と思う強い気持ちが『現場監督』になることができます!

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