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作業計画書の書き方『伝え方編』相手の気持ちを理解する事が重要です!

Mind

伝えても『理解』されない『安全』の言葉!たぶん『伝える』ことでは理解されないんだと思う!先ずは人間の本質を理解しよう。現場で作業している人の本音は?

先日、私は下記のツイートをしました。

    『作業している人の本音』
    ・面倒くさい
    ・これくらい大丈夫でしょ
    ・みんながやってるから

が大半で、現場でのほとんどの『事故原因』はこれら
から始まる、そして周りの人は『あーやっぱりね』と・・・

自分が良ければそれでいい?他人事ではない自分の身にも降りかかる!

    『労災事故』は周りのサポートも大切!【無関心】は『厳禁』です!
    ・俺知らない
    ・本人が悪い
    ・会社の責任

は『事故の元』みんなで向き合いましょう!

そして、このようにツイートしました。


【無関心】をどう『引き付ける』か!永遠のテーマですがこれができれば『労災事故』は減少します!

ポイントは『関係者全員が』下記の状況を『作ってあげる【give】』が必要!

  • 見る→見せてあげる
  • 言う→言わせてあげる
  • 聞く→聞かせてあげる

この記事を読めば『作業計画書』の『伝え方』のポイントが分かります!

この記事を書いている私は、建設会社で10年間安全担当の取組をしています。過去の経験と工夫により解説するので新人の安全担当者や若手技術者には参考になると思います!

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見る→見せてあげる

見る

やって見せ

先ずは言葉を交えながらその場で『やって見せる』を徹底しましょう!すでに作成しているものを見せても『イメージ』が追いつきません。その場で作成することで見ている人も頭の中で『イメージ』する事ができます!

具体的な目的

記入しながら『何が目的か』を話しながら図で見せましょう!すでに作成しているものを見せても『イメージ』が追いつきません。その作業で1番注意する危険ポイントを具体的に『話しながら図で示す』ことで見ている人も頭の中で『イメージ』する事ができます!

見せる環境つくり

必ず全員に見せることを意識しましょう!遅れて参加し見ていない人がいると意味がありません。職種の違う人達が一緒に参加する事に意味があり『色々な意見』が出ることにより『気づき』の数も多く出てきます!

言う→言わせてあげる

言う

耳を傾け

まずはみんなの意見を聞きましょう!意見を聞かずに『こうだから』では意見が出なくなります。話が不得意な人もいるので『少しのヒント』を出しながら聞くのも効果的です!

数多く多数に

出来る限り多くの意見を言わせる!10人いれば10通りの様々な考えがあります。その中で自分の意見が『承認される喜び』を感じると、さらに知恵を出そうと思うようになります!

言える環境つくり

普段の何気ない会話から『言わせる』ようにしましょう!こちらから言ってばかりだと『言わなくても言ってくれる』と思うようになります。指示する以外は聞き役に徹し『言わせる』環境づくりを目指しましょう!

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聞く→聞かせてあげる

聞く

言って聞かせる

聞いているか確認も必要です!中には他のことを考え『上の空』の人もいます。ミーティング参加者の顔を見ていれば『聞いていない人』が大体わかります!

分かったね禁止

一方的な思い込みで、聞いているから『分かったね』と言わない・思い込まない!こちらの話はほぼ理解していないと思っていて正解です。相手にどのように理解したか『聞き直し』も有効です!

質問できる環境つくり

最後に必ず『分からない事は?』の一言!朝の忙しい時間の無い中で『分からないけど質問しづらい』人は少なからず居ます。この『最後の問い』で誰もが気づかない『大きな落とし穴』を発見できる可能性があります!

まとめ

    やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
    話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
    やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

上記は『山本五十六』氏の有名な言葉です。まさに『伝えるため言葉』として参考にしてください。
建設業界には『良いこだわり』も多くありますが『悪いこだわり』は安全の幅を狭めることで事故の原因になります!お互いに良い意味で意識し合い関わり合い『悪いこだわり』の断捨離をしましょう!

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