建設業『コロナ禍での熱中症対策』のポイント【2021】『予防編』!
本記事では、下記の内容を解説します。
今年はコロナ影響のなか『感染防止の3つの基本』を守りながら『熱中症対策』を同時に行わなければなりません!この2つの条件をクリアするにはどのような『予防行動』をしたら良いのか?
これを見れば具体的な『予防行動』が分かります!
『予防行動』5箇条!
この記事を書いている私は、建設会社で安全衛生管理を担当し『建設業における熱中症予防研修』を修了しています。その知識とコロナ対策を合わせた『予防行動』を解説します!
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暑さを『避ける』
エアコンの使い方!
コロナの影響を考えエアコンは部屋の換気をしながら使いましょう!密閉状態でのエアコン使用はウイルスを循環させてしましい、3密予防していても感染リスクが高くなります!エアコンの吹き出し方向の窓を開けると一定方向の流れができて効果的です!
活動時間制限
暑い時間帯は無理をせず休憩!気温が上昇すると作業している人の体温もあがり体内に熱がこもります!作業開始時間を1時間はやめる・昼休憩を2時間とるなど工夫しましょう。1日中熱いのが予想される場合は、作業注意も考えなければなりません!
涼しい服装
涼しい服装を着用しましょう!服装によっても気温に合わせた服装にしなければ体温があがり体内に熱がこもります!水を付けると冷えるタオル・冷感シートなどを活用すると効果あります!
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適宜マスクを『はずす』
マスクの取扱
気温・湿度が高い時は外しましょう、ただし屋外で2m離れて作業できる場合です!屋内での作業は密室となることから基本的に換気しない限りは感染リスクが高くなるのでNGです!
2m離れを確保
2mを確保できない場合は『別な場所でマスクを外し、こまめな休憩』を取りましょう!ウイルス感染の原因は3密です、回避は絶対です!マスクを着用し息苦しくなる前にあらかじめ『こまめな小休止』の時間を設け体力温存しましょう!
作業場面の選定
3密回避できる状態を意識的に作りましょう!感染リスクを回避するには3密回避が原則です!実際に作業している人しか状態はわからないので『作業状態の聞き取り調査』も大切です!
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水分補給は『こまめに』
定期的な補給量
1日1.2リットルが目安ですが喉が乾く前に定期的(作業により適宜)に補給しましょう!作業に集中すると水分補給を忘れやすくなり、気付いた時には手遅れになります!周囲の人も相手を気遣いながら作業するよう『教育・周知』する必要があります!
塩分摂取
大量に汗をかいた時は塩分も補給!汗をかくと水分の外に塩分やミネラルも奪われます、その時に水分だけ補給すると体内の塩分濃度が薄まり熱中症の症状がでます!補給にはスポーツドリンク・塩飴・塩タブレット・ゼリー・梅など最近の塩分補給グッズは多種多様です!
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健康管理は『日頃』から
体温測定と健康状態の確認
体調管理は朝の体温測定と健康状態の確認を行いましょう!基本的な確認ですが毎日実行することで異常を早く発見できます!確認には朝が最適で『チェックリスト』や『毎朝のミーティングの記入欄』などを作成・利用するのが最適です!
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暑さに負けない『体づくり』
適度な運動
気温が上がってくる頃の適度な運動は必要です!暑くなり始める前に身体を『暑さに慣れさせる』目的で実施します!この場合も水分補給を行い軽めの運動で『やや負荷がかかる』程度で体を慣れさせましょう!
まとめ
2019年の熱中症による全産業での死傷者数は829名うち死亡者数は25名です。この中で建設業の死傷者数は153名うち死亡者数10名と高い割合を占めています!
今年はコロナ影響によりマスク着用での作業となり『作業環境・休憩時間』を十分に考えることが重要となります!
サポート情報
現場の皆さんが『直ぐに取り掛かれるように』また、確認忘れが無いよう簡単な『チェックリスト』を作成しました。無料配布していますので適宜編集して使用してください!必要な方は下記リンクより申請して下さい!
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